ガネーシャ通信
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 インド・ガネーシャ通信 NO.561 インドの都市部で離婚率・ 未婚率が急増
   
          2025年11月12日

   https://www.makaibari.co.jp
    tea@makaibari.co.jp

  インドをもっと知りたい方 必読!!! 

<2001年8月3日創刊>

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◆インドで生活している人はどんな生活をしているんだろう。
デリー在住 インド人(前)インド・ネルー大学日本研究
センター・プレム・モトワニ教授が「日印文化比較」を様々な
角度からお届けしています。

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今日の東京は久しぶりの秋晴れで
気持ちがよいです。

インド・デリーも冬気候になって
きているとのことです。そして
強烈なスモッグを心配しています。

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◇◆インド人からのインド便り No.146
        
   インド・デリー在住   
  by-プレム・モトワニ
   (元インド・ネルー大学教授)

インドの都市部で離婚率・
未婚率が急増

日本における生涯未婚率(2024年の
データによると、男性が31.9%、女性が
23.3%)の増加は、少子化や人口減
少に直結する社会問題となってい
る。その背景に、若年層の雇用環
境の悪化、非正規雇用の増加と経
済的自立の難しさ、若者の価値観
やライフスタイルの多様化などが
要因として挙げられている。また、
離婚率(3組に1組)も若い人の
結婚観を大きく変える要因になっ
ている。一方では、インドが2023
年に中国を抜いて世界で人口の最
も多い国となったが、日本のよう
な現象が密かにインドの都市部の
中・上流社会を中心に急速に進ん
でいることが最近話題になってい
る。

2021年に予定されていた10年に
一回の人口動態調査がコロナ禍の
ため実施されなかったので、正式
なデータはないが、周りを見たり、
You TubeのPodcastや個人によって
配信されるビデオを見たりすると、
都市部で若い男女の結婚が遅くなっ
ていることが確かで、たいてい3
0代に入ってからである。それだ
けではなく、一世代前まで稀だっ
た生涯未婚者も目立つようになっ
た。これは、インドの出生率が女
性一人当たり2.03人で、人口を維
持するのに必要とされる2.1人を切っ
ていることからも明らかである。
インドの人口が20年後急速に下
がり始めるという説もある。それ
だけではなく、都市部で若者を中
心に離婚率も4組に1組にまで増
えたと報道されている。インドの
場合、問題は日本と異質で、人口
が減っているのは富裕層・中流の
上の間で、貧困層の人口がまだ増
え続けていることである。これが、
すでに深刻な格差問題をますます
加速化させ、納税者の人口(現在
1.5%に過ぎない)がさらに減って、
様々な社会・経済問題に直結する
と懸念される。

まず、今回なぜ未婚者や離婚者が
急増していることについて取り上げた
い。女性に対する犯罪(強姦、嫁
いびり、持参金など)が以前から
問題だったが、2017年の「Me Too」
(セクハラや性的被害の経験を告
白・共有する運動)を境に、法律
が厳しくなり、女性がセクハラや
嫁いびりの申し立てをすれば、た
いてい男性が黒だとされることが
多い。中には虚偽の申し立ても少
なくない。最近の事件では、男性
は社会的烙印のために自殺したり、
女性は慰謝料や扶養料を得るため
に結婚の直後に嫁いびり、持参金
などを理由として夫を告発したり、
結婚前に愛人がいたが、慰謝料を
目的に結婚して、虚偽の申し立て
をして離婚を求めたりする事件が
相次いでいる。幸いに、最近のあ
る離婚申し立ての場合、女性が1億
6000万ルピーといった法外な扶養
料請求をしたが、最高裁がその判
決に「扶養料は生活支援のための
ものであり、財産の均等化や配偶
者への報酬ではない」と述べ、扶
養料を下げたのである。

親戚や友人・知り合いの子供が
結婚しなかったり、結婚してもす
ぐ離婚になったりすることが非常
に多くなったような気がする。こ
の問題の最大の要因は「ソーシャ
ルメデイア」であるように思う。
WhatsApp (Lineと同じSNS)や
Meta(Facebook)でこのような世界
中の情報が瞬時に手に入るから、
それに釣られてますます多くの若
い男女が軽率な判断に走ってしまっ
ているのではないかと思う。今ま
で夫婦間の不和があってもやむを
得ないと思ってお互いに我慢した
が、今はそうは行かない。
要は、この問題は日本や先進国
だけではなく、万国共通の問題に
進展したと思う。

      【了】

【最後に】
私どもマカイバリジャパンに関係
のある本を紹介をさせてください。

「マハラジャ白内障キャンプから
覗いたインド万華鏡」
(著者:米谷 新)
工作舎 1800円

かつてマカイバリ茶園で、医療へのアクセスが
難しい人々へ視力を取り戻す支援「ボランティア
白内障キャンプ」が行われました。

(元)埼玉医科大学眼科学教室 主任教授・
米谷 新教授自らが、ダージリン
・カーシオン病院で無償で手術を
実施しました。

米谷教授は、若いころアメリカで眼科医
の仕事をしていた時に、「自分の技術が最高に
なった時、最高の医療でボランティアをする。」と
心に決めたのだそうです。

「マハラジャ(最高級)の手術を提供する」を
コンセプトに、手術用顕微鏡やインド政府系
病院では第1号となる水晶体超音波器械、
一眼10万円もする眼内レンズ、そして包帯や
コットン一つに至るまで、米谷教授のお気持ちに
ご賛同下さった13社の企業が寄付してくださいました。
総重量は1トン以上になりました。
それら全てをドイツのツアイス社の手術用顕微鏡と
ともにツアイス社の飛行機代負担でドイツから
インド・コルカタに空輸で運んでくれました。

多くの人が再び世界を見る喜びを取り戻した
プロジェクトです。
2003年から2013年の間に合計7回の
白内障キャンプが実施されて合計171人の
患者さんの目が見えるようになり
ました。

その取り組みにはマカイバリジャパンも参加し、
現地と日本をつなぐ役割を担いました。

インド旅行や、メディア情報では
知ることのできない別の角度から
読みやすい、わかりやすい、イン
ド好きの米谷教授の筆により、
白内障キャンプの実情と米谷教授
が体験されたインドを身近に感じ
ることができます。

どうぞご一読いたけましたら幸いです。

↓ 書籍はこちら です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4875025823

白内障キャンプの詳細は下記でもご高覧いただけます。
https://www.makaibari.jp/projects/hakunaishou.html

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