☆ーーーーーーーー☆★ーーーーーーーーーーー
インド・ガネーシャ通信 NO.566 インドにおけるLPG供給不足とその構造的課題
2026年4月9日
https://www.makaibari.co.jp
tea@makaibari.co.jp
インドをもっと知りたい方 必読!!!
<2001年8月3日創刊>
★☆ーーーーーーーーーーーーーー☆★ーーーー
◆インドで生活している人はどんな生活をしているんだろう。
デリー在住 インド人(前)インド・ネルー大学日本研究
センター・プレム・モトワニ教授が「日印文化比較」を様々な
角度からお届けしています。
========================
東京は桜の花の満開が過ぎました。
今は5月の緑の植物が生き生きと成長して
います。
インドデリーは真夏で、エアコンなしの日々は
考えられない暑さになっているようです。
================
◇◆インド人からのインド便り No.151
インド・デリー在住
by-プレム・モトワニ
日印文化比較:
インドにおけるLPG供給不足と
その構造的課題
世界第2位の液化石油ガス(LPG)輸入国で
あるインドは、イラン情勢の影響により、
深刻な国内ガス供給不足に直面している。
約60%の世帯(約3億3,400万世帯)および
300万の商業施設(ホテル、レストラン、
カフェ(HORECA)、食堂・給食施設、ケー
タリングサービス、菓子店、ベーカリーな
ど)がLPGシリンダー(ガスボンベ)を使
用しており、インドは需要の約60%を輸入
に依存している。
モディ政権は、公害や健康への悪影響を背
景に、灯油・石炭・薪に代わる燃料として
LPGの利用を推進してきた。また、低所得
層に対してはガスシリンダーに対する補助
金制度も設けられている。
しかしながら、今回の供給不足の影響によ
り、ガスシリンダーの再充填には都市部で
約25日、農村部では約45日にも及ぶ待機期
間が生じている。安定的なLPG供給、特に
家庭向けの供給確保を目的として、政府は
国内生産を25%増加させる方針を打ち出し
ている。
その一方で、供給逼迫を背景にLPGシリン
ダーの闇取引が横行しており、従来は
1,000ルピー未満であった再充填価格が、
闇市場では5,000ルピーにまで高騰してい
る。さらに、供給不足の影響により、灯油
やバイオマス、石炭といった従来燃料への
回帰も見られる。商業ユーザーの中には、
やむを得ず闇市場でシリンダーを調達し、
そのコスト増加を料理価格に転嫁する動き
も広がっている。また、闇市場でも十分に
調達できず、営業停止に追い込まれるレス
トランも少なくない。
また、一部の都市部では、出稼ぎ労働者が
高騰したガスボンベを購入できず、コロナ
禍時と同様に地方へ帰郷する動きも見られ
ている。
一方で、インドは石油の約88%を輸入に依
存しており、備蓄も約60日分にとどまって
いる。これまで値上げは主に航空燃料に限
られてきたが、紛争が長期化すれば、一般
向け燃料の価格上昇も否定できない。なお、
今月は5つの州で地方選挙が予定されてお
り、これが値上げが見送られている要因の
一つともみられる。
2026年初頭時点で、インドでは約1,500万
-1,640万世帯(1.51.64千万世帯)がパイ
プライン天然ガス(PNG)の接続を受けて
いる。政府はこのネットワークの拡大を急
速に進めており、LPGシリンダーへの依存
を低減するため、普及の加速を目指してい
る。幸いにも、我が家はパイプラインに
よるガス供給のため、影響を受けていない。
商業ユーザーの中には、やむを得ず闇市場
でシリンダーを調達し、そのコスト増加を
料理価格に転嫁する動きも広がっている。
また、闇市場でも十分に調達できず、営業
停止に追い込まれるレストランも少なくな
い。
一方で、インドは石油の約88%を輸入に依
存しており、備蓄も約60日分にとどまって
いる。これまで値上げは主に航空燃料に限
られてきたが、紛争が長期化すれば、一般
向け燃料の価格上昇も否定できない。なお、
今月は5つの州で地方選挙が予定されてお
り、これが値上げが見送られている要因の
一つとみられる。
【了】
==================
【最後に】
ニューデリーで「ハッピーハンター」の店を経営している
石井博子が、店で好評の布バックの生地買い付けに
今、ジャイプールにいます。
下記はジャイプールからのメッセージです。
「戦争のせいでLPGの供給がなく機械がまわせないそうです。
それでも闇で4倍の価格のするLPGを買ってプリントを
しているそうです。価格が10%上がりました。
来週はもっと高くなるそうです。
戦争の影響が凄いです。」
布地がない、広々と閑散とした布地問屋さんの写真が
送られてきました。
★最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
======================
"紅茶専門店スタッフのブログ:マカイバリ紅茶日記"
こちらのブログはインド発と日本発です。
↓ ↓ ↓
http://makaibari.tea-nifty.com/blog/
=========================
マカイバリジャパンのホームページにも時々訪ねてみてください。
お待ちしています。
↓ ↓ ↓ ↓
https://www.makaibari.co.jp/
ダージリン・マカイバリ通信の登録はこちらから。
↓ ↓ ↓
https://www.mag2.com/m/0000072500.html
======================
インド・ガネーシャ通信管理人:石井 洋子
(インド・ダージリン・マカイバリ茶園総代理店)
https://www.makaibari.co.jp/
◆ "紅茶専門店スタッフのブログ:マカイバリ紅茶日記"
こちらのブログもインド発です。
↓ ↓ ↓
http://makaibari.tea-nifty.com/blog/

