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インド・ガネーシャ通信 NO.564 トランプ大統領に振り回されるインド
2026年2月16日
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インドをもっと知りたい方 必読!!!
<2001年8月3日創刊>
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◆インドで生活している人はどんな生活をしているんだろう。
デリー在住 インド人(前)インド・ネルー大学日本研究
センター・プレム・モトワニ教授が「日印文化比較」を様々な
角度からお届けしています。
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庭の梅の花が満開です。
春が待ち遠しいこの頃です。
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◇◆インド人からのインド便り No.149
インド・デリー在住
by-プレム・モトワニ
(元インド・ネルー大学教授)
【トランプ大統領に振り回されるインド】
2026年2月3日、トランプ大統領は、自身の
SNSを通じて、インドのモデイ首相と電話会
談を行い、貿易について協議したと明らかに
した。インドに対する相互関税を25%から18
%へ引き下げ、インドへの制裁関税25%も撤
廃すると発表した。これにより、インドのア
メリカへの輸出品に対する関税が50%から18
%へと大幅に引き下げられることになった。
18%という関税率はベトナムやパキスタンよ
りも低く、インドにとってはハッピーな内容
だが、トランプ大統領が同じSNSに
1 「インドがロシア産とイラ
ン産原油の購入を中断し、米国、さ
らにはベネズエラからの原油輸入を
拡大する」こと
2 「インドが米国製品にかけ
ていた関税をゼロに引き下げる」こと
3 インドにとってセンシティ
ブな品目である「農産物の扱い」で
合意した
を宣言し、モデイ政権にとって国民
に対して説明の付かない事態を起こ
した。
現在、インドで国会が会期中で、
国会での議論で当然ながら「モデイ
首相がなぜインドにとって、特に、
農産物に関して不利だったこれらの
条件に合意したのか」と問われた。
しかし、商工大臣は「合意はできた
が、詳細はまだ決まっていない。現
在交渉中の「印米自由貿易協定」が
向こう数日以内に締結されるはずだ
と述べた。
言い換えれば、トランプ大統領は一
方的にこれらの条件を発表し、モデ
イ政権に対して圧力をかけている様
子だ。過去にもトランプ大統領がこ
のようなことを再三やってきたため
決して珍しくない。例えば、2025年
4月から5月にかけて、インドとパキ
スタンはカシミール地方でのテロ事
件(26人の観光客が殺害)を巡り、
過去20年で最悪レベルの軍事衝突を
したが、5月10日に米国の仲介で即
時停戦した。しかし、モデイ首相は
停戦が決してトランプ大統領の介入
によるものではなく、核保有国間の
危険なエスカレーションを避けるた
めだったと言い続けたが、トランプ
大統領は機会があるたびに(何十回
以上)、両国の停戦合意を仲介した
のは自分だと繰り返し、国内的にモ
デイ首相に深刻な恥をかかせた。
同様に、自由貿易協定交渉に関しても
2025年9月に自身のソーシャルメディ
アへの投稿で、インドとの貿易交渉
に関し「彼らは今になって関税をゼ
ロにすると申し出てきたが、手遅れ
だ。何年も前にそうすべきだった」
と批判した。当然ながらインド側が
関税をゼロにするというはずがない。
常識的に考えると、相互関税だから、
アメリカが18%を課すのであれば、
インドがゼロにしないといけないと
いう主張はそもそもおかしい。また、
同じ貿易交渉に関し、ラトニック米
商務長官は1月9日、米国とインド
の貿易協定の締結が遅れているのは、
モディ首相がトランプ大統領に電話
をかけず、合意をまとめなかったた
めだと述べた。
このような気分次第のトランプ外交
は全く予測できないため、この先印
米自由貿易協定交渉がどうなるか検
討が付かない。
了
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【最後に】
デリー在住石井博子から
「デリーは、最近ぽかぽか日和で、
春の陽気です。日中は25度ほどで
す。ようやく冬が終わりました。」
とのメールがきました。日本もあと
一息で春になりますね。
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