マカイバリ紅茶通信
紅茶の中の紅茶、マカイバリ紅茶
ダージリン・マカイバリ通信
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ダージリン・マカイバリ通信 496号 コーヒー農園訪問記
<創刊 2001.07.27>
2023年2月27日発行

マカイバリジャパンURL
https://www.makaibari.co.jp

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"紅茶専門店スタッフのブログ
マカイバリ紅茶日記"
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Poabs Organic Estates
ハントの旅@南インドポアブスコーヒー農園
スーパーマーケット・トレードショー 2023

 ▼東京officeより▼  
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謹梅が満開となり、春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。
お正月からあっという間に2か月もたってしまいました。

2月は幕張メッセーで開催されたスーパーマーケット・
トレードショーに出展していました。

スーパーマーケット・トレードショーはスーパーマーケットを
中心とする食品流通業界の商談展示会です。
コロナも収束しつつあり、来場者は3日間で6万人以上でした。
(昨年は約4万2千人です)

搬入や搬出など大変でしたが、新たな販路やビジネスチャンスに
つながったと思います。

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コーヒーの生産者POABS(ポアブス)農園を訪問しました!

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マカイバリジャパンは3年前の2020年よりインド・オーガニックコーヒーの
販売を始めました。

コロナが広まる前の2020年1月にマカイバリジャパン石井道子と
インド・ハッピーハンター石井博子の2人でポアブス農園を訪問することができ、
マカイバリ茶園と同じバイオダイナミック農法を実践している農園の取り
組みに感激をしました。

有機農法だけでなく、バイオダイナミック農法、そしてフェアトレードを
実践するポアブス農園のコーヒーは、お陰様で日本の多くの皆様が
ファンになってくださっています。

そして先日2月初旬より、3年ぶりにハッピーハンター・オーナー・石井博子が
デリーより南インド・ケララ州にあるポアブス農園を一人で訪問しました。

ポアブス農園では、ロブスタ種の収穫真っ只中でした。
うっそうと茂る森のシェードツリーに囲まれた中、有機農法で育てられた
ロブスタ種のコーヒーの木が、熟した実をたわわにつけていました。
一つひとつ丁寧に、熟した実だけを手でピッキングをしていきます。
非常に手間と時間がかかり、コストのかかる作業ですが、
実はこれがポアブスコーヒーの、豆の綺麗さ、均一さ、アロマ高い
高品質なコーヒーを作る秘訣なのです。

ポアブスコーヒーが育てられている環境は、とてもユニークです。
一言で言うと「多様性:Diversityダイバスティー」です。

コーヒー農園にはコショウやカルダモン、バニラビーンズやナツメグなどの
香辛料が植っています。
ここまでは、南インドのコーヒー農園では比較的よく見られる光景ですが、
ポアブス農園のユニークなところは、紅茶も栽培しているのです!

コーヒー、香辛料、紅茶。
しかも、農地として利用している350ヘクタールの敷地はすべて有機JAS、
ディメーター(バイオダイナミック農法)、フェアトレード、
レイン・フォレスト・アライアンスに認定されています!

★レイン・フォレスト・アライアンスは、
国際的な非営利環境保護団体として1987年に設立され、その活動は
世界70カ国以上に及んでいます。
地球環境保護と人々の持続可能な生活を確保することを使命とし、
森林や生態系の保護、土壌や水資源の保全、労働環境の向上や
生活保障など、厳しい基準を満たした農園にのみ
「レイン・フォレスト・アライアンス認証」が与えられ、
レイン・フォレスト・アライアンス認証農園から供給された原料を
使用した製品には、レイン・フォレスト・アライアンス認証マークを
使用することができます。

POABS(ポアブス)のコーヒーも紅茶も、味に深みと複雑さがあり、
一口ひとくち味わってその表情を楽しみたい、と言うのが感想です。

きっと多種多様な植物を育てることで、お互いに影響し合い、
ポアブスならではの味が出来上がっているのでしょう。

現在のポアブス農園のマネージャーはRajesh Manuel(ラジェッシュ・
マニエル)さんです。
数十年に渡り様々な茶園で働き、非常に経験と知識が豊かな方です。

ポアブスではコーヒーだけでなく、紅茶や香辛料を栽培しています。
それだけでも、一般的な農園のマネージャーさんの3倍の知識を
持っていないといけませんが、ポアブスではさらに、複雑な土づくり
(調合材)と天体の動きを取り入れるバイオダイナミック農法を
実践しています。

「なぜこの農園で働くことにしたのですか?」と質問すると、

「チャレンジと学びがこの農園では可能だからです。
こんなに広大な土地すべてでバイオダイナミック農法を実践し、
数多くの作物を育て、世界的な賞を受賞している農園は、世界でも
ここしかない。何より、オーナーが頻繁にこの農園を訪れ、私の意見を
柔軟に聞いてくれる。とてもやりがいのある職場です」。

責任感が強く、誰にでも穏やかに接し、スタッフの方から厚い信頼を
得ているのを感じました。

素晴らしい環境と素晴らしい人たちによってつくられるポアブス農園の
オーガニック・コーヒー。間もなく2023年摘みのサンプルが届く予定です。
楽しみです!

ポアブス農園訪問記は写真・動画と共にマカイバリジャパンの
インスタグラム、ブログでも発信しています。ぜひご高覧ください。
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http://makaibari.tea-nifty.com/blog/2023/02/post-762f29.html

★マカイバリ紅茶 アッサム紅茶 ニルギリ紅茶と同じように小ロットでの
コーヒー生豆販売(卸)もしております。喫茶店 コーヒーショップなどでの
自家焙煎での販売にご協力いたします。どうぞご連絡くださいませ。

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最後に
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マカイバリ茶園マネージャーのサンジャイ・ダス氏から連絡がありました。
「3月の初摘みDJ-1を祝う儀式に世界中からVIPが来るので
日本からも参加してほしい」と。

マカイバリ茶園には、インド・デリーから、ハッピーハンター石井博子が
コロナ禍でも毎年訪問をしてきましたが、日本からは3年以上
訪問できませんでした。

日本でのコロナの状況次第ですが、3年ぶりのマカイバリ茶園訪問を
今年は日本から実現できれば嬉しいです。

間もなく春摘みファーストフラッシュの季節です!

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
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〒165-0025 東京都中野区沼袋4-38-2
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