■ガネーシャ通信(10) JAS有機認証を得て
マカイバリ紅茶が海外紅茶第1号として2月17日付で、JAS有機認定の快挙を成し遂げました。これはマカイバリ・ジャパンにとってだけでなく、日ごろマカイバリ紅茶を愛飲していただいている皆様にも朗報といえるでしょう。マカイバリ・ジャパンには名誉なことですし、有機認定に価するマカイバリ紅茶をお届けしていく責任をあらためて感じています。
早速、マカイバリ紅茶は、今春のファースト・フラッシュから有機JASマークを付けます。これまでニセのマカイバリ紅茶が日本国内に出回り、みなさまから苦情をいただくことがありました。有機認定取得は、ニセのマカイバリ紅茶を締め出す強力な手段にもなります。つまり、マカイバリ紅茶輸入総代理店であるマカイバリ・ジャパンが扱うマカイバリ紅茶には、この有機JASマークと、従来からあるCTMマーク(インド紅茶委員会が証明するダージリン紅茶)の2つのが付けられることになります。これら2つのマークのないマカイバリ紅茶はニセ物であるとご了解下さい。
今回の認定は3月の官報で掲載され、WTO(世界貿易機構)参加134カ国に農水産省から通知されます。
マカイバリ社は「健全な人類は健全な土壌から」という言葉を会社の経営理念にしています。1993年には英国ディメーター社(Demeter)から完全有機栽培のバイオダイナミック証明を紅茶として世界で初めて取得しました。健康上の見地からだけでなく、自然との調和、環境保護を常に念頭に入れ有機紅茶を栽培を続けてきました。自然の生態系を維持し、自然の調和の中で栽培された有機紅茶こそ最高の紅茶と確信しています。ですからマカイバリ紅茶は他の紅茶とブレンドしません。
日本では有機食品のブーム到来と言われています。有機農業は地球環境にほとんど負荷を与えない環境保全型の農業です。そこから生まれる有機食物は品質に優れ、人々の健康増進に役立ちます。この信念に従いマカイバリ・ジャパンは真の有機紅茶「マカイバリ紅茶」をお送りし続けます。
(By 石井 吉浩)
(14)「水力発電と灌漑にかける」
(13)「郷に入りては」
(12)「正念場のIT王国」
(11)「クリーン車騒動のあおり」
(10)JAS有機認証を得て
(9) スローフードのすすめ
(8) マハ・クンブ・メラの聖水
(7) 新世紀を健康の世紀に
(6) 養牛院への誘い
(5) 茶園の住民たち
(4) ヤマンバはいないけど
(3) 有機証明と健康
(2) 美人大国インド
(1) マカイバリ紅茶との出会い