ガネーシャ通信
紅茶の中の紅茶、マカイバリ紅茶
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 インド・ガネーシャ通信 NO.525 コロナ禍後「e-コマース」がインドで大人気
   
          2022年11月12日

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  インドをもっと知りたい方 必読!!! 

<2001年8月3日創刊>

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◆インドで生活している人はどんな生活をしているんだろう。
デリー在住 インド人(前)インド・ネルー大学日本研究
センター・プレム・モトワニ教授が「日印文化比較」を様々な
角度からお届けしています。

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インドからは最近コロナ関係のニュースは伝わってきませんが、
日本は毎日感染者数が発表されています。

そして、増え続けています。

今月の記事は
「コロナ禍後インドでは『e-コマース』が大人気」です。

最近インドに行かれた方の帰国後第一声が
「インドがものすごく変わってきている」でした。

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◇◆インド人からのインド便り No.109

インド・デリー在住    by-プレム・モトワニ
(元インド・ネルー大学教授)

 

日印文化比較:
コロナ禍後「e-コマース」がインドで大人気

 

インドでは、マスクの着用や対人距離のような規制はほとんどなくなった。

しかし、ロックダウン中初めて導入された薬品、食料品、野菜・果物類、
日用雑貨、酒類などの宅配サービスがコロナ禍収束後も大人気である。
そういう会社の売り上げが急速に伸びていると言われている。

コロナ禍の前、e-コマースというと、化粧品、書籍、家電、携帯、履き物、
衣服、プリンターのインキなどが主流だったが、コロナ禍が流行したとき、
外出が規制されたり、感染の恐れがあったりしたため、ますます多くの人が
上述の薬品、食料品、日用雑貨等のサービスを利用し始めた。
今では店に買い物に出掛けるよりもオンラインでの利用者が急増し、
向こう2年間でインドがe-コマース世界第一位のアメリカを抜いて
世界一になるとも言われている。

そして、その中で従来の化粧品、書籍、家電等主流のe-コマースよりも
食料品、日用雑貨等の新しいサービスの占める割合が大半である。

インドでロックダウンやコロナ禍が流行していた時、最初に人気を
呼んだのが食事の出前サービスだった。出前と言っても、レストランから
料理を取るという意味ではなく、3食をお客さんに届けるサービスの
ことである。インドは中流以上の家庭だとメードさんがいるのが
普通である。しかし、コロナ禍の時メードさんが来られなくなったため、
そういう3食をお客さんに届けるサービスが一人暮らしや高齢者の
家庭を中心に流行った。しかも、インドでは、宗教的な理由のため、
にんにく、玉ねぎなどを食べない家庭もあるので、そういう特別な
料理まで作って届けるサービスが始まった。

コロナ禍中多くのホテルやレストランが閉店せざるを得なくなり、職を失った
シェフたちが自宅から食事の宅配サービスを始めたのである。このサービスの
便利さが受けて完全に定着し、今ではメードを雇うよりもこの宅配サービスを
使い続ける家庭も少なくない。

もう一つは酒類の宅配サービスの紹介である。政府にとって酒税が最大の
収入源であるためロックダウン中酒類宅配サービスが紹介された。
一般人にとって酒類宅配サービスが非常に便利であるため受けたのである。
インドで祝祭日に酒を買えない・飲めない日の「ドライ・デー」のため、
わざわざ事前に酒を買いに行くよりも宅配サービスを利用する人が増えている。

そして、もう一つ人気を呼んだサービスが日用雑貨や食料品の宅配である。
インドの大都会では、レンタル料が非常に高いため、スーパーは採算が
合わなくてあまり出店しなかった。しかし、宅配だと店が要らないため、
商店よりも割安でお客さんに物を提供できる。お客は高インフレが続く中
少しでも安くものが買えるため同サービスが受けている。薬品も同じである。

要は、コロナ禍がインド人の生活スタイルを大きく変えたのである。

       【了】

インドではマスク着用は現在自由です。

今日11月11日 インドのハッピーハンター石井博子が、ダージリン
マカイバリ茶園を訪問しています。

この記事を作成している今、ダージリンから写真がラインで次々に
送られて来るのですが、フェアトレード関係の女性たちはバスの中で
誰もマスクをつけていません。

ついこの間まで、ダージリンはネット環境が悪く電話はなかなか繋がらず、
交信に苦労したことが思い出されました。

★ 最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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