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バイオダイナミック農法


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マカイバリ茶園:バイオガスバイオガス


バイオガス

 バイオガス(Biogas) とは、牛糞と水を混ぜ合わせてメタンガスを発生させることで、火を起こすシステムです。

 マカイバリ茶園では1971年から人々の生活にバイオガス(Biogas)を導入しています。それまでは、女性と子どもが森に薪を採りに行っていましたが、バイオガスを導入してからその必要がなくなりました。そのことで女性と子どもの労働が減っただけでなく、森林伐採もふせぐことができました。


大切な牛
 バイオガスに不可欠の牛は、各家庭で大切に飼育されています。牛の牛糞はバイオガスとしてだけでなく、各家庭で栽培されている菜園の肥料、そして牛からでる牛乳は近くの町で高値で売られ、茶園で働く人の副収入となっています。自然との調和の中で、農薬を使われていない草を食べている牛の牛乳、そしてたい肥を使って育ったオーガニック野菜は、大変美味しいため市場では高値で売れるのだそうです。

 また、バイオダイナミック農法で大切な役割を果たす牛糞は、各家庭からマカイバリ茶園が買い取ります。このことは、コミュニティーの人への副収入となると同時に、マカイバリ茶園にとっても大切に育てられた牛の糞は、エネルギー豊かな調合材を作ってくれるのです。

 バイオガスを導入したことによって、茶園の人々の生活が豊かになっただけでなく、人々の絆が強くなった、と茶園主は感じています。




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