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クラシックとは
シルバーティップス、ヴィンテージがマカイバリ茶園の特別な茶畑で摘まれた葉でつくられるのに対して、クラシックは、それ以外の茶畑で摘まれた茶葉の中から一番良いグレードを選び、「クラシック」と名づけています。マカイバリ茶園はかつて、コルカタに「T'CLASSIC」という貿易部門を担当する会社を持っていたことから、この名前がつけられました。クラシックは、味と香りがはっきりとしていて、毎日たっぷり紅茶を楽しまれる方におすすめしている紅茶です。 |
茶畑を抱くように広がる、マカイバリの豊かな原生林。
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雨の多い、2026年のダージリン
2026年のダージリン地方は、例年に比べて雨の多い夏となりました。霧と雨が続き、茶畑も原生林も深い緑に包まれていました。マカイバリ茶園は東京ドーム約143個分もの広大な敷地を持ち、そのうち茶畑として使われているのは約3分の1。残りの約3分の2は、今も原生林のまま残されています。紅茶の生産量だけを考えれば、もっと多くの土地を茶畑にすることもできます。それでもマカイバリ茶園が森を残し続けているのは、「『人』『自然』『動物』が、ともに幸せに生きていくこと」。それこそが、マカイバリの紅茶づくりにとって大切なことだと考えているからです。森には鳥や虫、さまざまな野生動物が暮らし、人々はその自然とともに生活しています。雨の多かった今年の茶園を歩いていると、生命力に満ちた深い緑と、その中で営まれている日々の暮らしを、より強く感じました。 |
雨が降り続く、マカイバリ茶園。厳しい環境の中でも茶摘み女性たちが丁寧に茶葉を摘み取っていきます。
マカイバリ茶園の製茶工場。世界最古の紅茶製茶工場。
茶園で出会った、もう一つの物語
ブルーノ
文:石井博子 マカイバリジャパン
2026年のマカイバリ茶園で、一匹の犬「ブルーノ」と出会いました。ブルーノは、茶園の中で人々に見守られながら暮らすコミュニティードッグです。私がブルーノを見つけたとき、彼は悲しそうな目でこちらをじっと見つめていました。話を聞いてみると、約2週間前にバイクにはねられ、脚に大きな傷を負ったまま過ごしていたことがわかりました。そこから、茶園の人たちと一緒にブルーノの治療が始まりました。カーシオンの獣医師、軍の獣医師、ブルーノを普段から見守っているプニマ、そして茶園で看護師として働くミーラ。さまざまな人たちの力がつながり、ブルーノは少しずつ回復へ向かっています。ブルーノとの出会いを通して、マカイバリ茶園が大切にしている「『人』『自然』『動物』がともに生きること」を、あらためて感じる出来事となりました。
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人と自然とともにつくられる紅茶
マカイバリの紅茶は、茶葉だけから生まれるものではありません。茶畑を取り囲む原生林。そこに暮らす鳥や虫、動物たち。茶摘みをする女性たちや茶園で働く人々。そして、その年ごとの雨、霧、太陽。それらすべてがつながりながら、ひとつの紅茶がつくられていきます。同じ茶畑から摘まれても、毎年まったく同じ味になることはありません。その年の自然を受け入れ、その年にしか生まれない香りや味わいをつくる。それが、マカイバリの紅茶です。2026年の夏摘みクラシックにも、雨の多かった今年のダージリンの自然が映し出されています。 |
茶畑の緑に囲まれた、茶摘み女性たちの休憩小屋。
豊かな緑に迎えられる、マカイバリ茶園の道。大きなカップが訪れる人々をあたたかく出迎えます。
五感を研ぎ澄ませ、香り、味わい、余韻を見極める。テイスティングは、茶葉と向き合う真剣勝負です。
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