ダージリン紅茶：2024年オータムナル　ヴィンテージ

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紅茶ショッピング > 2024年秋摘み紅茶ヴィンテージ

季節によって味と香りが異なるマカイバリ紅茶。
その違いが最ももわかるのがヴィンテージのグレードです。

気温があがった秋

2024年の秋摘みの時期は例年よりも気温が高い気候でした。マカイバリ茶園は標高が約1500ｍ近くあり、日中の気温が高いと朝は霧がかかり、紅茶づくりには最適な条件でした。ダージリン紅茶のクオリティーシーズンは年3回。春、夏そして秋です。秋摘みの気候は、朝夕は冷え込み、日中はカラッと晴れ、空高く雲一つない晴天が特徴です。一日のこの寒暖差が、朝夕に茶葉と土に湿気を与え栄養をいき渡らせ、日中の気温の上昇とともに一気に新芽を芽吹かせます。これがダージリン紅茶を美味しくする秘訣なのです。爽やかで清涼感あふれる春摘みファーストフラッシュから果実味あふれる夏摘みセカンドフラッシュ、そして熟成された深い味わいの秋摘みオータムナルまで、2024年のそれぞれの季節をお楽しみいただけます。秋摘みはコクと甘味があり、深い味わいの中にも薔薇のような華やかな香りもお楽しみいただけます。

秋のマカイバリ茶園。

マカイバリ茶園訪問

マカイバリジャパンの姉妹店Happy Hunterのオーナー石井博子が11月7日から10日まで秋のマカイバリ茶園を訪問しました！　この時期はインドのお正月の時期でもあるダシェラ（Dussehra）もディワリ（Diwali）も終わり、秋摘みの最後の時期でもありました。茶園の人々はいつもあたたかく歓迎してくださり、私たちもいつも美味しい紅茶を送ってくれることに感謝の気持ちを伝えました。日本向け、そしてデリーのHappy Hunterの紅茶はいつも特別のロットです。

石井博子（写真右）が秋のマカイバリ茶園を訪問しました。

茶摘み女性たち。

犬も茶摘み女性たちと常に一緒です。

ダージリン紅茶の歴史

	1965年から使われている、ダージリンで一番古い温風機。茶葉の下から温風が吹き出されます。		Withering (萎調) 　茶葉製造の第一工程である「いちょう」。摘んだ茶葉の水分が30パーセントになるまで水分をとばす工程です。　150年前は、ジュートを敷いたトレーの上に茶葉を手でまきました。茶葉に空気が均一に渡らないどころか、雨季は茶葉も湿気を多く含んでいるため、乾くのに何日もかかりました。　1965年、マカイバリ茶園はダージリンで一番はじめに、温風機（写真左）を導入しました。茶葉を乗せる網の下から温風が送られ、茶葉の水分を均一にとばします。現在では約15時間で萎調の工程が終わります。
	生葉は摘んですぐに製茶するのが鉄則。器械導入によって、効率が5倍あがっただけでなく、紅茶の質も大幅に向上しました。

ダージリン紅茶　秋摘み　オータムナルフラッシュ

茶摘み時期：2024年10月

等級：FTGFOP-1S*（最高級）

*Fine Tippy Golden Flowery Orange Pekoe - No.1 Special

茶葉：5g　湯：550cc
蒸らし：5～8分以上

2024年の秋は快晴の日が続き、気温も例年以上にあたたかい秋でした。10月にはダージリン全土で大きなストライキが発生しましたが、幸いなことに早くに解決をして人々は茶園に戻りました。今年は最適なタイミングをみて10月初旬に日本向けの特別な秋摘みオータムナルをつくってくれました。秋を感じる深い味わいの中に奥深さを感じます。時間の経過とともに味に深みを増し、微妙に表情を変えながらフラワリーさを表現していきます。温かな秋摘み紅茶は心も体もあたためてくれる旬の紅茶です。春、夏と季節が変わるたびに、これだけ味と香りが異なってくることに驚きです。まさに自然の恵みとマカイバリのエッセンスが表現されているおすすめの紅茶です！