ダージリン・マカイバリ紅茶農園から届く、紅茶のメールマガジン「マカイバリ紅茶通信」

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マカイバリ紅茶通信

マカイバリ紅茶農園から届く紅茶のメールマガジン「マカイバリ茶園通信」。マカイバリ茶園主からの手紙や、マカイバリ茶園の紅茶のこと、シュタイナーのバイオダイナミック農法、そしてニューデリー駐在員からのインド情報など、旬の話題を盛りだくさんでお届け中です!

 

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ダージリン・マカイバリ紅茶通信
10号 2001年9月28日   ハーブ栽培:ドイツからの留学生

 こんにちは。マカイバリジャパンの石井です。関東地方の今週は秋晴れの日が続きました。  

  先日知人から栗をいただき、栗ごはんをつくりました。その栗の木は老木のために植木屋さんが剪定をしようと していたのですが、今年見事な栗ができたそうです。 とてもおいしく秋の味覚を堪能しました。 皆様はどのような秋の楽しみ方をされていますか。


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INDEX
■オータムナルフラッシュのお知らせ
■茶園主ラジャ氏からのメッセージ
■茶園主ラジャ氏の原文
■最後に
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■◇■オータムナルフラッシュのお知らせ■◇■
  日本も秋が深まってまいりましたが、ダージリンでも 9月中旬より秋摘みオータムナルフラッシュの茶摘みがはじまっています。 多くのお客さまよりオータムナルフラッシュの問い合わせをいただいております。
  弊社では、摘みたての茶葉を空輸でとりよせていますので 茶摘みから2週間以内で新鮮な茶葉をお届けします。 オータムナルフラッシュは、深い味わい、そして熟成された まろやかさが特徴です。一般的にはおそい時期に茶摘みされた紅茶の方が味に深みがあると言われています。 マカイバリでは、茶園主ラジャ氏のテイスティングによる厳選 された茶葉のみを取り寄せています。 ラジャさんのテイスティングにかなったおいしいオータムナル が摘まれたららすぐに日本に送ってくれる予定です。 茶摘日のDJ(ディージェー)のナンバーで送られてきます。10月の中旬から末までには日本に到着する予定です。 到着しましたらすぐにお知らせいたします。 どうぞ楽しみにしていてくださいね。


■◇■茶園主ラジャ氏からのメッセージ■◇■  
今日の話はマカイバリ茶園でハーブの研究を行うことになった、ドイツからの留学生URLIKE MUELLERのお話です。前半部分は彼女の文章、後半部分はラジャ氏の文章です。

  私は一ヶ月前にインドへの飛行機の中で感じたことを明確に思い出すことができます。 私には、異なる文化にうまく対処しなくてないけないという不安やホームシックや孤独感に似た複雑な気持ちがありました。それに加えて、マカイバリ茶園の森林でハーブを育てることができるのかどうかという疑問が私の頭をよぎっていました。 村の年老いた人の知識はとても大切でそれをなくしてはいけないと思ったので、私はハーブを探し、村の人にその効用を尋ねることにしました。私の望みは特に若い人たちが副作用のない伝統的な薬に対して興味を持ってもらうことでした。私は、ハーブを植えて、ハーブ畑をつくり、そしてその場所の名前だけでなく、学術語を見つけようと思いました。その結果、私のしたことがが多くの人に有益になることを望みました。 マカイバリ茶園に到着するなり、心配することはないと気づきました。 村の人々は私をあたたかく迎えてくれ、もし何か問題がおきたときに力になってくれる人もいました。

  マカイバリの森林の中をとおるときに、何度も何度も大きな生命の多様性に感動しました。それはまるで、遠いNaya KamanやChungey (訳者注 マカイバリにある村の名前)にいるようなすばらしい気持ちでした。そこでは、聞こえる音は川の音、こおろぎのなき声、猿や鳥たちの声だけです。 それに加えて、村の人たちの生活に感動しました.人々は私に自分達 の宗教や伝統について話してくれ、とてもやさしく、寛大でした。そして、私と人生の意味や有機農法の哲学について議論し、しばしば 新しいことを発見させてくれました。さらに、多くの国からマカイバリ茶園に訪れる人達と出会うことはとても興味深いことです。

 マカイバリ茶園はいろいろな側面をもっていると思います。 そして私はさまざまな視点からその雰囲気を体験できることが嬉しいです。 URLIKE MUELLERは、HOHENHEIM大学の22歳の学生です。 彼女はマカイバリのコミュニティーに3ヶ月滞在する予定です。そして、マカイバリ茶園に現在あるハーブとともに新しいハーブを つくります。彼女はマカイバリ茶園の将来の世代に、良薬のかわりになるものを残してくれるでしょう。彼女は若いのに、とてもユニー クな英知をもっています。マカイバリ茶園のすべて人々が、彼女の存在によって楽しくなり、彼女のとりこになりました。  11月にドイツに帰国する前に、彼女は自分の体験をかいてくれるでしょう。 すべての読者の方が、彼女の短期ではなく、長期の自立維持可能性の手段へ取り組んだ勇気を分かち合いましょう。  

  TEA DEVAが皆さんの1週間を楽しいものにしてくれますように。

ラジャ・バナジー  


■◇■ラジャさんの原文■◇■
   I can clearly remember the feelings I had on my flight to India which is now more than one month ago. There were many uncertainties like the different culture I would have to cope with or the possibility of feeling homesick and lonely. Besides,the question, if my idea of collecting medicinal plants in the forests of Makaibari will succeed, occupied me. As I think that it is very important that the knowledge of the old village people won't get lost, I had decided to look for herbs and to ask villagers about the treatment. My wish is that especially the younger people would be more interested in traditional medicine as it doesn't have any side effects. I'll press the plants,make a herbary and try to find out about the local as well as the scientific name.So I hope that the result of my work will be useful for many people.

   Soon after I had arrived at Makaibari, I realized that there was no reason to be worried.People welcomed me warmly and I knew that there were several people whom I could contact, if I had any problems. When I walk through the forests of Makaibari, I am again and again impressed by the enormous biodiversity of plants and animals.It's really a fantastic feeling to be at some remote places like in Naya Kaman or Chungey, where the only sound you can hear is the one of rivers, crickets, monkeys and birds.Besides, I also get an impression of the life in the villages. People are always friendly and openhearted - they like telling me about their religion and traditions.Then, there are the discussions with Mr. Banerjee about the meaning of life or the philosophy of organic farming which often give me a new idea of looking at things. Moreover,it is very interesting for me to meet people who come from all over the world to visit Makaibari. I think Makaibari is a unique place with a great variety of aspects,and I am glad to experience its atmosphere from so many different points of view.
ULRIKE MUELLER/ STUDENT FROM HOHENHEIM UNIVERSITY/STUTTGART/ GERMANY-22 years old.

  ULRIKE will be living with the community for 3 months, to create a herbarium with all local herbs. This she leaves for future generations of Makaibari preople, to enable us to use traditional herbs as an alternative cure instead of allopathy. She is unique to posess such wisdom for one so young. All at makaibari are captivated by her being, for sweetening our existence. She will write her experiences again ,just before her departure In November to germany. I hope all readers share and empathise her courageous stand to support long term sustainable measures over short term ones.

  May the TEA DEVA sweeten all your week.

rajah banerjee.


■◇■最後に■◇■
  最後まで読んでくださりましてありがとうございます。マカイバリ茶園のオータムナルフラッシュは微かなバラの香りがすると言われています。その時期に茶園のまわりに咲いているバラが、蝶などが媒介となって紅茶の味と香りに影響を与えるからです。セカンドフラッシュはマスカットの香りがするので「マスカテル」 とよばれています。 今年のオータムナルフラッシュが今からとても楽しみです。 入荷時期になりましたらお知らせいたします。  
  ではまた来週  ご意見・ご感想お待ちしております。  tea@makaibari.co.jp


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